世界でも先進的に完全仮想化・Open RAN(無線アクセスネットワーク)導入に携わった通信業界におけるイノベーションのリーダー的存在として、楽天シンフォニーの代表取締役社長を務める。
2018年9月に楽天モバイルに入社。2022年3月にCTO(チーフテクノロジーオフィサー)、2023年8月7日より、代表取締役 共同CEO兼CTOに就任(現職)。また、2022年4月には楽天グループ株式会社の常務執行役員にも就任している。楽天モバイルのOpen RANアーキテクチャに基づく完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークに関わる開発・運用を中心に統括している。
楽天モバイルでは、CTO就任前は、コネクティビティ・プラットフォームの責任者として、仮想化RANの構築と商用化を指揮。ネットワークのオープン化に向けて改革を牽引した。
楽天入社前は、通信業界において世界各国で30年近くにわたる豊富なキャリアを有し、米国 Airspan Networks Holdingsのバイスプレジデント、インド Reliance Communicationsの3G国内責任者、米国 T-Mobileの北東部リージョナルマネージャーなどの役職を歴任。
1995年にドイツ Siemens Public Communications Networkでキャリアをスタートさせ、インド初のモバイルネットワーク構築に貢献するなど、当初からイノベーションを追求する気質を発揮してきた。