イノベーション志向の技術者として、25年以上にわたり、通信ネットワークの構想、設計、開発、展開に携わる。卓越したリーダーシップスキルにより、複雑な課題解決にも果敢に挑戦し、楽天の仮想化RANソリューション開発においては、中心的な役割を担う。開発したソリューションは、4G、5Gおよびそれ以降の通信規格に向けたネットワークの構築と導入のための標準的メカニズムとなっている。
前職では、米国 Altiostar Networks(2021年より、Rakuten USA, Inc.の完全子会社化)のCTOとして、同社のシステムエンジニアリング、アーキテクチャおよびアルコリズム開発を統括。Altiostarには設立時より携わり、同社の立ち上げと地位確立に重要な役割を果たした。
Altiostar入社前は、米国 モトローラ(2011年にモトローラ・モビリティ、モトローラ・ソリューションズに分割)において10年以上従事。2Gから4Gまでの移動体通信技術に関わり、開発から事業戦略立案まで様々な職務を担当した。
米国電気電子学会(IEEE)の移動通信技術関連の会議IEEE-VTCの最優秀論文賞をはじめ、多くの受賞歴がある。2017年、GSMA(GSM Association)が主催する「Global Mobile(GLOMO)Awardsにおいて総合モバイル技術部門と技術躍進部門の最優秀賞を受賞した、Altiostarの仮想化RAN担当チームの一員でもある。4件の特許を保有し、今後もさらに増える見込み。
インド ムンバイ大学で電子工学・通信工学の学士号、米国 テキサス大学ダラス校で電気工学の修士号を取得している。